こんにちは。堀です。
今回は撮影の裏側を紹介いたします。
TOYO TIRE株式会社様のFacebookで公開されている「ARASHIYAMA TOUGE BATTLE」
撮影場所は嵐山―高雄パークウェイと京都市内です。4日間かけて行われました。以前このブログ内で紹介した舞妓ちゃんも登場します。
劇車と舞妓がすれ違うシーン。
色々な角度から撮りました。足元だけとか、ドライバーと会釈を交わすシーン、傘をさしたり、ささなかったり・・・。
細かく光の調整をしながら時間をかけて撮っていきます。
バトルのスタートシーンでは舞妓ちゃんが車輛の間に立ってスタートサインを送ります。
サインを合図にハイスピードで舞妓のサイドを劇車が駆け抜けます。
風圧で振袖のたもとや帯が風になびくほどでした。見ていると怖そうでしたが、彼女は楽しんでくれたそうです。
お寺のシーンでは参詣者の方にご迷惑をおかけするので、早朝に撮り終えるよう5時からスタートしました。
クルマを設置する角度、タイヤの向き、朝日の調整など時間のない中でも時間をかけて微調整を繰り返します。
一瞬に過ぎていく画像ですが何度も何度も確認します。
こちらは走行シーンを撮影するときに使う車輛です。フロントガードやロールバーの取付けなど、弊社でカスタマイズをさせていただきました。
ご依頼のカメラマンの拘りが随所に生きていて、車内で撮影、編集を行いながら進めていくことができるようになっています。
時間と労力を惜しまず、丁寧に丁寧に撮影が行われました。時には地面に寝転がりながらベストショットを狙ったり、重い機材を担いで走ったり、スタッフの方々の愛情がこもった作品が出来上がりました。
公開されたムービーには使用されなかったシーンもたくさんあり、もったいない気もします。
今まで何気なく見ていたCMやムービーもこのように作られていくのだと改めて実感しました。
画面には映らない隠れたストーリーを想像しながらご覧ください。