こんにちは。イベント担当の堀です。
「D1 Lights」をご存知でしょうか? 川畑選手や藤野選手が参戦しているD1グランプリの下位カテゴリーで、 地方選を勝ち抜いた選手がD1グランプリへの出場を目指し参戦しています。
今回紹介させていただく田野結希選手は今年からTOYO TIRE株式会社のサポートドライバーとして、D1 Lightsに参戦することになりました。車輛はS15。鮮やかなグリーンが印象的なマシンです。足元を支えるのはTOYO TIREのPROXES R888R DRIFT。「DRIFT」に特化されたグリップ力に定評のあるタイヤです。
栃木県那須市にある「つくるまサーキット」で開幕戦と第2戦が開催されました。つくるまサーキットで初めての開催となるD1 Lights。悪天候も影響して波乱の展開でした。
ストレート地点から1コーナーに向かって振り出し、2コーナーを旋回して振返し3コーナーで立ち上がり、フィニッシュに向かう、というコース設定です。進入速度は140km/h前後とかなり高く、それに伴う振り出し位置と方向や角度のつけ方など、難易度の高いものでした。
当日は雨模様で路面のグリップ力が下がっていたこともあり、オーバーランやスピンをするなどのミスが続出しました。
そんな中、50台のエントリーの中から単走を6位通過した田野選手は追走へと進み、開幕戦第3位となりました。
もちろん、優勝を目指していたのでこの結果に満足することはなく、インタビューでもひたすら原因を探る様子の田野選手でした。その検証の成果でしょうか、翌日のRd.2では単走を2位で通過し、追走へと進みます。
最上選手との準決勝では1本目に進入のアプローチミスをしてしまい、大きくコースアウト。2本目は1コーナー奥でドリフトが戻ってしまい、最上選手の勝利に。最上選手はRd.1に続いて2連勝を果たしました。色々と考え過ぎてイメージ通りに走れなかったようでした。
2戦連続で3位となった田野選手はシリーズランキングは2位🎖残りの6戦でシリーズチャンピオン獲得を目指します。みなさま、応援よろしくお願いいたします。
次回は5月21日(土)-22日(日)名阪スポーツランド<Rd.3&4>