本日ご紹介する作業は
マセラティ ギブリ Ⅱ
ステアリングラックオーバーホールと
ステアリングラックエンド交換です
今回のお客様のご用命は
「走行中ハンドリングが不安定になる」
試乗点検をするとハンドルがフラフラと
定まらない感じが確認でき
リフトアップして足回りのガタつきを
点検するとステアリングラックエンドの
ジョイントに大きなガタつきあり
その際ステアリングラックも
オイル漏れしていることも分かり
ステアリングラックのオーバーホールと
ステアリングラックエンドの交換を
お客様にご提案し作業開始
ステアリングラックなどの脱着作業は
旧車において特に注意が必要です
ステアリングラックを取り外すために
脱着するほかの部品も
破損しないよう注意を払いますが
ある程度は経過年数により
再使用できないケースもあります
修理しながら進めていく格好でもあり
現物修理に慣れたメカニックでないと
なかなかスムーズにはいきません
このような車種のステアリングラックは
オーバーホールしてくれる業者様も
少なくなってきました
当社ではヨーロッパ旧車に精通した
ステアリングラック専門の業者様に
オーバーホールを依頼します
自社の修理能力も必要ですが
このようなコネクションも
愛車をお預かりする
スペシャルショップとして
重要と考えています
またパーツも同じく
いかに入手困難な部品を見つけ出すかは
ショップ間の横の繋がりが
重要になります
幸い今回は新品の
ステアリングラックエンドが入手でき
オーバーホール済の
ステアリングラックと共に
しっかりと組み付けていきます
組み付け完了後
ガタつきが改善されたのを確認した後
パワーステアリングフルードを充填し
エア抜き作業、漏れ点検を行います
作業完了後は試乗点検をして
ステアリングセンターの位置や
トーインを調整
フラつきが改善したことを確認し
作業完了です
当店では各部門のスペシャリストが
お客様のお車に最適な作業を
ご案内させていただきます
国産車・輸入車の整備、修理
新旧問わずお問い合わせください