本日ご紹介する作業は
ベントレー アルナージ 8
O2センサー交換です
今回のお客様のご用命は
「エンジン警告灯が点灯する」
故障コードを確認すると
バンク1側のO2センサーヒーター不良が
記録されています
しかし一体どちらがバンク1なのか
資料が無いため抜きやすい方の
O2センサーのコネクターを抜いてみます
故障コードを確認すると
先程の故障コードに加えて
バンク2側の故障コードが増えました
つまり今コネクターを抜いた側と反対側が
バンク1ということです
コネクターを抜いた状態で
バンク1とバンク2側の配線を
ジャンプ結線し
故障コードがバンク2側に移行したため
バンク1側O2センサーの不良と判断
お客様に交換をご提案し作業開始
余談ですがO2センサーの呼び名には
「B1S2」などの位置情報が付きます
最初のB1はバンク1を意味し
バンク2の時はB2になります
V型エンジンのどちらをバンク1とするかは
メーカーによって定義が異なり
資料がない場合は先程のような判別作業が
必要になります
次にS2は触媒後を意味し
触媒前の時はS1となります
正規ディーラーさんのように
取り扱い車種が定まっていないため
メカニックの知識を使って
判断し故障診断を進めます
もちろん交換してみないと分からない
ケースもありますが
点検できる範囲はしっかりと点検し
根拠のある交換提案を心がけております
少し話は逸れてしまいましたが
該当のO2センサーを交換後
故障コードの入力がないことを確認
またO2センサーの出力する混合気の状態と
実際の排気ガスの状態を比較するため
排気ガステスターにて濃度に異常がないことを
確認し作業完了です
当店では各部門のスペシャリストが
お客様のお車に最適な作業を
ご案内させていただきます
国産車・輸入車の整備、修理
新旧問わずお問い合わせください