今回ご紹介するのは
2025年オートメッセに出展した
メルセデス・ベンツ SL (R129)
「笑福亭笑瓶スペシャル」です
このお車は
笑福亭笑瓶さんがご健在の間
約30年所有されていた車両で
お亡くなりになられてしばらく
保管されていましたが
お弟子様の笑福亭笑助さんが
引き継がれることになり
当社で整備を担当させて頂きました
このような車両を
所有されていたことは
あまり有名ではありませんが
おぎやはぎさんの愛車遍歴という
番組で笑福亭笑瓶さんとこの車両が
登場していました
番組中笑瓶さんが
楽しそうにこのお車の話を
されていたのを見ると
お好きだったんだなとわかります
実際にお車は
書斎から見えるように
ご自宅に飾られていたそうで
そのエピソードからも
この車両が愛されていたことが
よく伝わってきます
屋内保管なだけあって
外装やレザーの状態は
非常によい状態です
しかしながらお弟子さんの
笑福亭笑助さんが引き継がれることに
決まる数年前より
動かしていない状態が続いており
当社でお預かりした時には
エンジンがかからない状態でした
当店でしっかりと整備をさせて頂き
今は快調に走行しています
整備の内容は次回の記事で
ご紹介しようと思います
オートメッセ会場には
現オーナーの笑福亭笑助さんも
来ていただきました
笑福亭笑瓶さんの
伝説の黄色い眼鏡もお借りでき
お車と一緒に展示させて頂きました
会場で沢山の方に見られている
お車を見ながら笑助さんは
「この車を愛し続けた師匠は
まさかこのような形で
ご自身の愛車が
お披露目されているとは
想像もできないでしょうね」と
おっしゃられました
この保管状態で
まるで当時から
タイムスリップしてきたかのような
このお車は
今の若い世代の車好き達に
90年代、バブル期にはこのような
カスタムカーカルチャーがあったと
語るに相応しい1台です
笑福亭笑瓶さんが所有されていたことも
もちろん貴重ですが
このように次世代に当時の
車文化を伝えていく語り部としても
この車両は貴重なものだと思います
そして愛されたお車
その1台1台にはヒストリーがあって
それがまた他の人々を
魅了していくことでしょう
それがクルマというカルチャーであり
ロマンだと思います
それを私なりにも
伝えていけたらいいなと思う
いい1日になりました
ここでご紹介です
この車両の現オーナー
笑福亭笑助さんも出演される
笑福亭笑瓶さん三回忌追善落語会が
2025年2月21日天満天神繁昌亭にて
行われます
是非足を運んでみてください
公式リンク→笑福亭笑瓶 三回忌追善落語会 | 天満天神繁昌亭｜上方落語専門の定席
