
フィルム部門のふみやです。
エスアンドカンパニーでは傷がつくリスクのある後切り作業を減らすため「カットしたフィルムを貼る」ことにこだわっています。
フィルムは車種別データを元に「プロッター」と呼ばれる専用の機械でカットされるのですが、ボディ形状に合わず浮きが発生しやすいデータ、センサー穴、給油口の位置が合わないなどがあった場合、データ編集作業が必要になります。
ランボルギーニ、レヴェルトのリップ部分のデータになりますが、ざっくり見ると形等は合っていて問題なさそうですが、奥に逆ハの字プレスラインがありこのような箇所をそのまま貼ってしまうと段差に空気が溜まってしまい浮きの原因になります。
また、水色と黒色部分の境界線にも深い段差がありこのような深い段差は施工できないため色の境界線でフィルムを2つに分ける必要があります。
この問題を解決するためリップ部分の型を作成しPCに取り込みデータを作成しました。
プレスライン部分はフィルムにスリット(小さな切り込み)を入れ空気が溜まるのを防ぎ、黒色と青色の境界線は型を元に分割しました。
今回の施工はフルボディのため合計パーツ点数は50個以上になり、その内のたった一つのパーツになりますが仕上がりとトラブル防止のため1つ1つのパーツにこだわりフィルムを準備しています!
S&Company 大阪本店
大阪府守口市南寺方東通3-15-17
06-6992-0003
S&Company EAST 埼玉県三郷店
埼玉県三郷市大広戸996-1
048-950-0003