こんにちは。イベント担当の堀です。
7月3日~4日に開催されたRDS(ロシアドリフトシリーズ)第3戦の報告です。
会場はロシアのサンクトペテルブルクにあるIGORAドライブ。
F1レース開催を念頭に入れて作られた新しいレーストラックです。
ダウンタウンから車で1時間ほどのこちらのレーストラックは緩やかな丘陵地帯にあります。コース全体はまだ未完成で、2023年のF1開催に向けて建設が進められています。
7月3日(土)予戦
今回設定されたコースは直進距離も長く、高速進入が期待されます。タイヤにとっては摩耗が激しい厳しいコース設定でした。
川畑選手が所属するForward AutoからはロシアトップドライバーのGOCHA選手、若手有望ドライバーのROMAN選手の3選手が出場します。
まず、GOCHA選手。華麗なテクニックで力強い走りを見せ、トップと2点差の3位で予戦通過。
そしてROMAN選手。手堅い走りで20位で通過。
川畑選手は進入速度180㎞をマークし、全選手の中で2位でした。総合点数はトップと6点差の10位で予戦通過となりました。
この成績からもわかるように、トップ争いは凄まじく、1点差が順位に大きく響いてきます。
予戦終了後はオープニングセレモニー。
予戦通過の32台がレーストラックに並ぶ光景は圧巻でした。今回は観客数を抑えていたため、いつものような熱い歓声はあまり聞こえませんでしたが、それでもセレモニーの一環であるサイン会にはたくさんのファンの方の行列ができました。
セレモニー後は追走の1戦目がありました。
川畑選手の相手はロシアクラスノダール出身のNikita Fetisov選手。S15での参戦です。
1本目は川畑選手の先行。ライン通りの完璧な走行でNikita選手を寄せ付けませんでした。2本目はNikita選手が大きくコースを逸れたこともあり、3-0で川畑選手が翌日のベスト16に進出しました。
ベスト16からの報告はまた来週・・・・