こんにちは。イベント担当の堀です。
今回はイベント出演モデルの衣装製作について紹介させていただきます。
出展イベントブースのコンセプトや企業イメージ、衣装に使える色などを衣装製作会社へお伝えして、いくつかのデザインを描いていただきます。
TOYO TIRE株式会社のご担当者様と打合せを重ね、細かな修正を加えた衣装デザインを決定します。
決定するとそのデザインのトワル製作となります。
トワルというのは、平面だったデザインを立体化して実際のデザインを確認する作業のことです。
使用する生地の候補をいくつか組み合わせたトワルを作成していただき、臨機応変に生地を変えて完成品のイメージを作り上げていきます。
ここでの確認作業がとても大切で、デザイン画ではわからなかった細かな部分までチェックします。
ロゴの位置も少しの違いに拘りますし、使用する生地を変えることで、全体のイメージも変わります。
また、デザイン画通りに仕上げていただいても、実物を見てデザインそのものを変更することもあります。
デザインになかったラインをつけ足したり、ベルトの位置を変えたり・・・アクセサリーを追加で製作することもあります。
この作業を経て、衣装を製作いただく方とイメージを共有します。
衣装が出来上がると、フィッテイングをします。
それぞれのモデルのデータ通りに製作してもらっていますが、衣装のデザインもあり、細かく修正が必要になります。
着てみると、首が引っ張られるというモデルがいました。ボディデータだけでは完成しないということですね。
デザイン依頼から約4か月かけて衣装ができあがります。
東京オートサロンのような大きなイベントでは、他の出展ブースと同じような衣装にならないよう、オリジナリティ溢れるデザインを意識します。出演モデル達が喜んで着用してくれることも大切にしています。
一つ一つは小さなことかも知れませんが、この小さな積み重ねが全体の輪の一部分になることをとても嬉しく思います。