初めまして。落合健太郎です。
普段はラジオDJをやったり、少しテレビに出たり、たまにコラムを書いたりと、「たり」ばかりな人間です。
最初のコラムということで簡単な自己紹介を。
1974年生まれ。小学6年から大学まで父親の転勤でアメリカで過ごす。1998年、帰国し、2000年からラジオDJとして日々音楽まみれの生活をしている。ざっくりすぎる紹介で申し訳ないが、大体、こんな感じの人生。
車の免許を取得したのは16歳の時。
アメリカの「超」がつく田舎、「ケンタッキー州」というサラブレッドとバーボンとフライドチキンが有名な場所に住んでいた頃。
アメリカの田舎では日本のように公共交通機関が全く発達しておらず、コンビニ行くのも、友達と遊びに行くのも車が必要。車がないとどうにもならないような場所だった。
16歳の誕生日プレゼントに親から車を買ってもらった!
という話を「昨日の夜、トンカツ食べたー」くらいの頻度で耳にした。アメリカの田舎において、それくらい車は生活必需品。人気があった車種は「ピックアップトラック」日本の軽トラとはちょっと違う、ゴツい感じのピックアップが人気だった。
アメリカの高校生にとって自分の車を持つというのはある種のステータスでもあった。
「いい車を乗っていればいい女も乗ってくる」という幻想と憧れと目標を抱く男子がたくさんいた。
そんな話を象徴するように音楽専門チャンネル、MTVで流れるミュージックビデオは「CAR, GIRLS and Rock’n’Roll」をテーマにしたものが多かった。
中学生の時にみたミュージックビデオでとんでもない衝撃を受けたのはWhitesnakeの名曲「Here I Go Again」
まずはバンド、Whitesnake(ホワイトスネイク)を紹介しよう。
1977年、元DEEP PURPLEのボーカルだったデイヴィッド・カヴァーデルがメンバーを集め結成。
実に今年で結成40周年!!70年代~80年代半ばまでメンバーチェンジやトラブルなどもあり、なかなかヒットを飛ばせなかったWhitesnakeだが、ギタリスト、ジョン・サイクスの加入により、バンドとしての音が開花した。
そして1987年、アルバム「Whitesnake」が大ヒットする。
このアルバムに収録されている曲が“Here I Go Again”スローテンポの曲を力強く歌う、いわゆる「パワーバラード」と呼ばれるこの曲はメロディもカヴァーデールの声も素晴らしいが、何と言ってもセクシーすぎるミュージックビデオが話題となった!!!
曲の冒頭で白い透け透けのドレスを着た美女が車のボンネットの上で前転するといういきなりインパクト強め!
曲中もボンネットの上でセクシーなダンスを披露しまくり、さらに、この女性が車の中でボーカルのカヴァーデルとイチャイチャしまくるという・・・・
実はこの女性、タウニー・キタエンというモデルさんで、当時、カヴァーデールの彼女だった!!
彼女を自分のミュージックビデオに出演させ、さらにめちゃくちゃセクシーなダンスを披露させる・・・カヴァーデールという男、器がデカすぎる!!!
このビデオを食い入るように見ていた僕も「いつかはセクシーな美女を自分の車のボンネットで踊らせたい!」という野望を抱くものの、まだ達成されていない・・・
車、女、ロック!の代表的なミュージックビデオはこちら!