2018年も明けてしばらく経ちますが、今年もよろしくお願いします。
さて、年明け早々ゲットしたのはブルートゥースイヤフォン。
今まではブルートゥースはあまり音が良くないんじゃないか?
という先入観から持っていなかったのだが、最近は技術が向上し、聞いてみたらこれが良い!!
僕が持っているものは特に低音の響きが心地よい。
ヒップホップ, R&B系の曲を聞くのに適している。
ここ数年、音楽シーン、特に「洋楽」はダンス系の曲とヒップホップがチャートを独占している。
ヒップホップというのは1970年代、ニューヨークで生まれた。
アンダーグラウンド音楽というジャンルでスタートした。
多くの人がヒップホップという音楽を知るようになったのは80年代半ば。
RUN-DMCという3人組の出現と功績が大きい。
70年代にリリースされたエアロスミスの”Walk This Way”をサンプリングした曲が大ヒット。
ロックとヒップホップの融合が世に広まった瞬間だった。
そこからジワジワとヒップホップグループが増えていき、ラジオやMTVでもヒップホップが流れるようになる。
ヒップホップが他の音楽のジャンルと違うのは「文化的要素」を全面に打ち出したところにある。
音楽はもちろん、アート、ファッション、ダンスという要素も重要なのがヒップホップ。
最初はアンダーグラウンドだったヒップホップが一気にブレイクするのは1992年から。
この年から全米チャートにはバンバンBlack Musicがチャートインしてくる。
それまでギャンギャンとしたギターサウンドロックが強かった音楽シーンから「ブンブン」というベース音が響くヒップホップに様変わりした。
音に敏感なティーネイジャー達はこぞって自分の車のサウンドシステムをいじり、とにかく低音を響かせるスピーカーやアンプを搭載。
バイト代のほとんどをサウンドシステムに費やす奴が続出した!!
大量に流れるミュージックビデオもそれに拍車をかけた。
特にDr.DreとSnoop Doggy Doggが手がけた“Nuthin but a ‘G’ Thang”という曲はとんでもなくウケた。
印象的なサウンドから始まるこの曲のミュージックビデオはアメリカ、カリフォルニア州のロングビーチを舞台に、仕事もない男2人が友人の家で開催されるパーティーに参加する様子を描いている。
言ってみれば社会的にダメな2人の日常をクールなビートに乗せた仕上がりとなっているのだが、このビデオには当時の世相を象徴するアイテムがたくさん登場している。
Dr.Dreが被っているキャップは野球のメジャーリーグチーム、シカゴにあるWhite SOXというチームのもの。
ビデオのヒットでこのキャップも一大ブームとなった。
そして、車といえば
「ローライダー」
このMusic Videoに出てくるローライダーが衝撃だった。
車がバインバイン!!バウンスしたり、車輪を浮かし走る映像はどうなっているのか?! 驚いたものだ。
そして、何と言っても話題になったのはビーチバレーのシーン。
ビーチバレーをしているセクシーなお姉ちゃんの水着をポロリ! とさせる。
想像力豊かな高校生を刺激させるのに充分なインパクトだった。
この曲の重低音をどこまで響かせられるかを競い合うようにみんなどデカイスピーカーをトランクに詰め込んで爆音で鳴らしていた。
当時、そんなデカイ音で鳴らすことに共感出来なかった僕は友人に「なんでこんなにデカイ音で鳴らすんだ?」と聞いたことがある。
すると「ベースの振動がシートまで伝わってくるだろ? どうやら女の子はそれが好きらしいんだ」とエロい顔して答えたヤツの顔を今でも覚えている。