今回は、わりとフツーのことを書きます。
いまさら分かってますよ、という声があちこちから聞こえてきそうですが、やっぱりカウンターはいいなぁと思うのです。
カウンターもいろいろあります。一見さんお断りの割烹から、餃子の王将まで。目の前で料理を作ってくれるのを見ながら飲むのは楽しいものです。
料理を作るのが得意でなくても、「こんな風にやるんや」と、プロの技は見ているだけで、へえとなります。
YouTubeでも、シェフの料理動画は人気ですね。これからもっと増えるのじゃないでしょうか。車の業界も同じじゃないかと思いますが、作業風景の動画をけっこう見てしまいます。
たとえば、板金とか塗装とか。
こんなに手間をかけてやっているのか、というオドロキがあります。
それを間近に見られるのだから、面白いに決まってます。
最近だと、ホテルのレストランもオープンキッチンのところが増えてきました。ビュッフェとかでも、調理してもらえるものが増えているように思います。
お鮨屋さんも、ネタケースをカウンター前に置いている店は減ってきていて、カウンターとひと続きになっているところが新しい店では多いように思います。
(大衆的な鮨屋さんで、ネタケースに鮨ネタ以外のいろいろなもの(例えばヨーグルトとか)が入っているカオスな店も、それはそれで味わいがあって好きですが。
いい居酒屋の条件(諸説あります&個人の感想です)に、「テレビがあること」というのがありますが、カウンターの前の厨房というのは、テレビみたいなものかなとも思います。
店側としても、手の内をつまびらかすることになるので、下手なことはできないですし、そういう意味でも信用できます。
まぁ、酔っ払ってアホな話をしているのを、お店の人に全部聞かれてしまうのではありますが。お互いに緊張感をもって過ごすというのは、お客にもお店の人にも必要かと思います。
食べることは知性だ、という話を以前にしましたが、まさに目でも楽しむのがカウンターの醍醐味です。ひとりでもカウンターなら間が持ちますしね。
なんだか普通の話ばかりで恐縮ですが、いいものはいいなぁと思いますので。
この記事の執筆者
SAVVY編集長。出生地は京都は伏見。でも、稲荷的な伏見ではなく山のほう。保険会社のSEを経て、京阪神エルマガジン社入社。エルマガジン、サヴィ、リシェ、ムックと転戦し、ミーツ編集部へ。MeetsRegional編集長(五代目)を経て、再びサヴィ編集部に。2019年9月より現職。タイニーでショートカットな女の子に弱いです。
この記事の執筆者
SAVVY編集長
SAVVY編集長。出生地は京都は伏見。でも、稲荷的な伏見ではなく山のほう。保険会社のSEを経て、京阪神エルマガジン社入社。エルマガジン、サヴィ、リシェ、ムックと転戦し、ミーツ編集部へ。MeetsRegional編集長(五代目)を経て、再びサヴィ編集部に。2019年9月より現職。タイニーでショートカットな女の子に弱いです。