10月10日、この日が何の日か知っているだろうか?
「目の愛護デー」そう、「10」を横にすると目の形になることから・・・
いや、そうではない。
「缶詰の日」そう、1877年のこの日、北海道で缶詰工場が設置され、日本初の缶詰の製造がスタートした・・・・
ではあるけれども、ではなくて、「お好み焼きの日」お好み焼きを焼く音がジュージューということからオタフクソースが・・・・
いや、そうではあるけれども!!!
っていうか、10月10日、何の日で調べたらめちゃ出てくるやん!
次から次へと!驚いたわ!!
で、何の日かというと、
「ドラムの日」
そうなんです。
1がスティック、0が太鼓に見えることから「ドラムの日」と2017年から制定されている。
音楽においてのドラムはリズムとビートを刻む、音楽をより楽しむために欠かせないパート。
もしかしたら人が一番最初に覚える楽器と言っても良いかもしれない。
子供の頃、音楽を聞いて、リズムに合わせて手を叩いたことがあるだろう。
もうすでにドラマーである。
僕が最初に「ドラマー」という存在を意識したのは伝説のバンド、BOOWYの高橋まことさんだ。
「8ビート」というロックの基本とも言えるビートを叩かせたらピカ1。
BOOWYというバンドはボーカルの氷室京介とギターの布袋寅泰の存在感が大きいので、つい忘れがちなのだが、BOOWYの曲は高橋まことのドラムが肝になっている曲が多い。
例えば、代表曲、「B・BLUE」
この曲もドラムのビートがとても印象的である。
ライブを見ていてもドラマーというのはステージ後方のポジションのことが多いので、あまり目立たないのだが、曲が始まる時のカウントを取ったり、曲全体のリズムやグルーヴ感を生み出すのはドラムと言われている。
そんなドラマー界の中で、ロックドラマーとして多くの人たちからリスペクトされているのがイギリスの国宝級バンド、「Led Zeppelin」のドラマー、ボンゾこと、ジョン・ボーナム。
ロックにおけるドラムパターンはこの人がすべて作った!と言われるほどの世界最高峰のドラマー。
まずはこちらのプレイを見てほしい。
圧巻である。ドラムを知らない人でもこれを見たら「ヤバイ!!」となるだろう。
まさしく天才を越えた天才ドラマー。
ドラムというのは「ビート」が大切。心音のことを「ハート・ビート」というが、まさしくドラムはバンドにとって血液を送る重要な役目。
レッドツェッペリンもジョン・ボーナムという偉大なる「心臓」を抱えていたからこそロック界の歴史に残るバンドになったのだろう。
そんなロックドラムの革命児であったボンゾは32歳の若さで亡くなってしまう・・・そして、レッドツェッペリンもそのバンド活動に幕を下ろした。
そして、ここで、不屈の精神をもった偉大なるドラマーをもう一人紹介しよう。
「リック・アレン」
彼の名前を知っているという方は80’sのハードロックを聞いてきた方だろう。
彼はイギリス出身のロックバンド、「DEF LEPPARD」の2代目ドラマー。
デフレパードと言えば1980年にデビューし、アルバム総売上枚数一億枚を超える世界的なロックバンド。
1983年にリリースされた3rdアルバム、「Pyromania(炎のターゲット)に収録されているPhotographが全米シングルスチャートno.1となり、デフレパードの知名度は一気に世界へと広まった。
そんな矢先、ドラマーのリック・アレンが交通事故を起こしてしまう。
しかもドラマーとして致命的な左手一本を失うという事故・・・
バンドの状態は今、まさにブレイクしようとしている。
リックの代わりのドラマーを探して活動を続けることがバンドにとって良いというのは誰の目から見ても明白だった。
しかし、バンドメンバーはリックでなければデフレパードではない!と宣言。
そして、それに応えるようにリックも不屈の精神で左手がなくても叩けるドラムを特注で制作。
そして、1987年にリリースされたアルバム、「Hysteria」は全世界で2500万枚を売り上げる大ヒットアルバムとなった。
片腕を失っても諦めなかったリックと、彼を待ったバンドメンバーの厚い絆が彼らを世界的ロックバンドへと成長させた。
さて、熱くドラムのことを今回は書いてきたが、ドラムの魅力は伝わっただろうか?
そして、ドラムに興味を持ってしまったアナタ!!
10月25日(金)ドラムが主役のイベントを僕、落合健太郎プレゼンツで開催する!!!
ゲストドラマーに日本のパンクバンドを代表する「TOTALFAT」からBunta!!!
最高にカッコいいドラマー!
そんな彼とDJセッションで盛り上げます。
よければ是非!遊びに来てねー!!
(最後は宣伝かよっ!!!)