自粛期間、話題となった韓国ドラマ。
中でも「愛の不時着」そして、「梨泰院クラス」の人気は凄まじい。それまで韓国ドラマを観ていなかった人たちもハマった!という人続出。僕もその一人なのだが・・・。
韓国ドラマを見ながらウーバーイーツでチキンを頼み、チャミスルを飲みながら鑑賞するというスタイル。
韓国ドラマを見ているととにかくこの「チキン・チャミスル」はゴールデンコンビのようによく登場する。
「愛の不時着」は韓国の財閥令嬢であるユン・セリが北朝鮮にパラグライダーで不時着したところからこのドラマは始まる。そこで出会った北朝鮮の将校、リ・ジョンヒョクとの壮大なラブストーリー。
ユン・セリを演じるソン・イェジェンは韓国を代表する女優の一人で、正統派な美人さん。そして、リ・ジョンヒョクを演じるヒョンビンは韓国で最高視聴率をマークしたドラマ、「私の名前はキム・サンスン」でブレイクした俳優で、とにかく男前!
この二人に加え、周りの登場人物が魅力的に描かれているのがヒットした要因だろう。
一方の「梨泰院クラス」は飲食店を経営するパク・セロイ。いかなる逆境に立たされても決して諦めることのない彼には負けられない過去があった。
ドラマを通じて格差社会、人種問題、ジェンダーなど単なる恋愛ドラマではないストーリーが魅力だ。そして、登場する数々の韓国料理にお腹も空く・・・。
大ヒットしたどちらの作品に共通しているのは「音楽が素晴らしい」ということ。
「愛の不時着」には韓国ドラマのサントラには欠かせないと言われる歌姫、ユン・ミレ。彼女が歌う劇中歌「Flower」はロマンチックな演出をより引き立てる。
そんな彼女、実はゴリゴリのヒップホップアーティスト。
16歳の時にヒップホップユニットとしてデビュー。
2000年にTashannieとしてリリースしたアルバムが大ヒットし、韓国でR&Bブームを巻き起こした。その後、アーティスト名を「t」として活動したり、ユン・ミレの名前で活動したりと幅広く活躍している。
不時着で彼女の歌声を知った方はぜひ昔の彼女の曲を聴いてみると面白い。
ゴリゴリのヒップホップやっているから。
そのユン・ミレも参加している「梨泰院クラス」
豪華四枚組のサントラBOXのリリースと話題になった!!
「梨泰院クラス」は愛の不時着に比べてよりポップなサウンドが特徴。
Gahoが歌う「はじまり」はドラマのオープニングとして盛り上げてくれるし、
BTSのV(キム・テヒョン)も「Sweet Night」という曲で参加している。
そして、なんと言ってもイ・チャンソルがBen Foldsの曲をカバーした
「Still fighting it」
この曲は父親と息子の絆を歌った曲なのだが、なんとも憎い選曲だ。
ドラマとのリンク具合が半端ない。シンクロ率120%超えである。
歌詞の意味を知るとよりあのシーンが泣ける。
ぜひ、この曲もオリジナルのBen Foldsバージョンも聴いてみて欲しい。
どうやらチャミスルがだいぶ回ってきたようだ。
今回はこの辺で、アンニョン!