今年の夏は暑いっっっ!!!夏は暑いのが当たり前だが、
それにしても暑すぎる。静岡県で40℃超えはヤバイでしょう。
もしこれでオリンピックを開催していたら・・・と考えると選手たちは
かなり大変なことになっていたかも知れない。
大きなイベントも延期や中止になってしまった2020年の夏。
音楽フェスも然りだ。
いつもならこの時期は毎週末何処かかしらで開催されている野外音楽フェスに
足を運び、様々なアーティストのステージをチェックするのが恒例。
まぁ今となってはこの暑さでよく行っていたな・・・とも思うのだが笑
音楽のイベントが止まってから半年。
ついに大阪から動き出した。8月1日、2日と大阪城ホールで開催された
“THE BONDS 2020”
音楽イベントの復活を祝うかのように長かった梅雨も明け、晴れ渡る夏空の下
久しぶりに大阪城ホールへ向かった。
入場の際には新型コロナウィルス感染・拡大を防ぐため
追跡アプリのダウンロードや検温、アルコール消毒、場内の換気など対策がしっかりと取られていた。
初日に登場したマキシマム ザ ホルモンのステージは圧巻。
久しぶりにあの太く、激しい音楽をでかいスピーカーで聞くのは気持ちが良かった。
「今の世の中、正解が何か分からない。今日、このライブに来た人も、
来るのをやめた人も自分で選択して行動している。ただ、この音楽イベントが
正解だったという大きな一歩にしていきたい」というMCは感動した。
“THE BONDS 2020”の翌週には同じく大阪城ホールで
“Osaka Music Days THE LIVE in 大阪城ホール”が開催された。
このイベントは関西のイベントプロモーター8社と大阪のFMラジオ局3局が
タッグを組んだまさに一丸となってエンターテイメントを安全・安心に再開するためへのイベント。このイベントも行政からの指導に従いながらしっかりと対策を取り開催された。来場した人たちは接触を避け、席も間隔を取り、マスクを着用し、声出しも禁止。
今までのライブを楽しむスタイルとは全く違う状況に戸惑いながらも一人一人が
ルールを守り音楽を聴いていた。
初日のアーティストは若手ロックバンドの注目株、「ハルカミライ」
激キャッチーな激ロックバンド「ヤバイTシャツ屋さん」
青春ロックに心揺さぶられる「Hump Back」
鬼気迫る勢いで会場をぶち上げた「ROTTENGRAFFTY」
この状況下だからこそ出来ることがある!楽しむことも出来る!を証明してくれた
「打首獄門同好会」
ライブは耳で聞くだじゃ無い、心にも大きく響く。出来っこないをやらなくちゃ!
「サンボマスター」
歓声を上げられないお客さん達に「しっかりと声聞こえてるで!」と話した後に流れたRIVERのイントロで鳥肌がたった「10-FEET」
今まで当たり前だったものがそうでなくなることはこれまでの人生でも経験して来た。
喪失感、悲しみ、募る不安。
でも、人はそこでずっと止まるわけではない。
時間の流れとともに何かしらの対応策を見つけ再び歩き出す。
もしかしたらその光景は今までのモノとは大きく変わってしまったかもしれない。
でもそれは決して後退ではなく、新しい景色をこれから作っていく第一歩だと思う。
誰かを想うことが出来る優しい社会になることを願いながらこのライブを観ていた。