10月31日(土)11月1日(日)の2日間、九州のオートポリスでD1グランプリが開催されました。
今回はRd.4&5のデュアルファイナル。熱い戦いが繰り広げられました。
前日の練習走行で川畑選手のマシンがエンジンブローとなり、十分な練習ができないまま本番を迎えた川畑選手。
一方、藤野選手は1週間前の練習で左手を負傷し、テーピングと痛み止めを服用しながらの参戦となりました。
無観客開催となった開幕戦。第2&3戦は観客人数を500人に制限しての開催。
今回はサーキットが広いため、人数制限無しでの開催となりました。にサーキットには久しぶりにたくさんのお客様が来られました。
TOYO TIRE出展ブースも感染対策を行いながらフル出展しました。
オートポリスは全長4,674m、観客収容人数20,000人、東京ドーム27個分の広大な敷地を有しています。
観客席からの雄大な景色や夕焼けに染まる空を眺めていると、ここがサーキットであることを忘れてしまうほどです。
今回、圧巻だったのは藤野選手の単走。2日間にわたり、4回連続で100点越えの戦績!ありえへ~ん!
100点越えはめったに出ない点数ですが、それをなんと4回連続で100点越えを叩き出しました。
藤野選手の渾身の走行には感動以外の言葉がみつかりませんでした。治療が必要な怪我を負いながら、日程の問題から、テーピングと痛み止めで乗り越えた2戦。
第4戦では追走2位と単走チャンピオンを勝ち取り、第5戦では単走チャンピオン。
2戦連続で単走チャンピオン獲得です。
藤野選手に、自在に動かない左手で巧みなシフトチェンジをされたこと、圧巻の走行に感動したことなどを伝えると、こんな言葉が返ってきました。
「周りにいる人たちが自分を支えてくれているので、頑張りたいと思うだけ。周りの皆さんに感謝してます。」と。
さすがっす!!いつも謙虚で感情を荒らげない藤野選手らしい言葉にさらに感動しました。
川畑選手の第4戦は単走3位、追走6位の結果となり、第5戦では単走10位。マシンの調子が万全でない中でしたが、追走では3位の表彰台へ。
シリーズランキングでは現在2位。同ポイントで藤野選手も2位につけています。
TOYOワークスチームの2選手がシリーズチャンピオンを狙える位置を占めています。
また、TOYO TIREサポートドライバーの松井選手はRd.4で第3位。
今年からニューマシンで参戦しており、試行錯誤の連続でした。
松井選手らしい、思い切りのよい爽やかな走行を見ることができました。
激戦の選手を応援に欠かせないのがレースクイーンの存在です。
スタート直前のマシンの近くで選手にエネルギーを注ぎます。オートポリスサーキットではスタート後のマシンの走行を見ることができず、MCの方の声を頼りに一喜一憂しながら、離れた場所で応援していました。
二人ともD1初心者🔰でいろんな質問が飛んできます。練習走行でさえ、感動しながら見る2人。
一生懸命な姿にこちらも元気をもらいます。
中盤を過ぎた今年のD1グランプリ。毎回、様々なドラマが生まれています。どんな状況にあっても最高の走りを見ていただくことを大切に、残り2戦、チーム一丸となってシリーズ優勝をめざしてがんばります。
応援よろしくお願いいたします!