今年に入りやたら耳にする「風の時代」という言葉。
どうやら占星術によると200年に一度の大きな節目で、今までの価値観が変わる時らしい。
そんなに占いを信じるタイプではないが、今の世界的な状況と、風の時代の考え方は結構マッチしているように思える。
ネットなどによると風の時代に大切な考えや行動とはフットワークを軽くし、対等な人間関係を作り、周りの考えや意見に流されず、自分のトレンドを作る・・・など。
既存の価値観ではなく、自分で考え行動するということが大切になってくる。
自分にとってなにが幸せなのか?決して利己的にならず、周りの人も幸せになるようなマインドを持つことがこれからは大切になってくるらしい。
風というのは自由気まま。冷たい北風もあれば体を包む南風もある。
そこで今回はタイトルに「風」という言葉が入っている音楽を紹介。
持論だが、タイトルに風が付く曲は名曲が多い。
まずは
風の日/ELLEGARDEN
1998年に結成。
メンバーは細美武士(vo&g)、生形真一(g&cho)、高田雄一(b)、高橋宏貴(dr&cho)
2000年代初頭のバンドシーンにおいて欠かすことのできないバンド。
ボーカル細美武士のいつまでもキッズ感のある声にギター生形の印象的なリフ。
攻撃的な曲だけでなく、寄り添う温かみある曲に多くのキッズ達が心奪われた。
【Apple Music】
風を食む/ヨルシカ
2017年に活動を開始
コンポーザーの”n-buna”がボーカル”suis”を迎えて結成したバンド。
1stアルバム「だから僕は音楽を辞めた」では写真と手紙があり、
2ndアルバム「エルマ」は日記が綴られ、
3rdアルバムは「盗作」は小説と音楽・・・
音楽の届け方が他のどのアーティストとも違うヨルシカ。
これほどまでに音楽に芸術性を持たせるバンドは最近いない。
「風を食む」は消費社会の現代に警鐘を鳴らしつつ優しく最後は受け止めてくれる曲。
【Apple Music】
風の向こうへ/嵐
2020年12月31日をもって活動休止となった国民的グループ。
風の向こうへはtruthとのダブルA-sideシングルで2008年にリリース。
アコースティックサウンドに、まさに風に乗るようなボーカルが魅力の曲。
挫けそうになったときに心を晴れやかにしてくれる。
【Apple Music】
四月の風/エレファントカシマシ
ラストにセレクトしたのは1988年デビュー。
宮本浩次の圧倒的な声。「頑張ろう」という言葉がこの人以上に響く人を僕は知らない。
もうダメかもしれないという時、一歩踏み出す力をくれる。
まだ大変な生活が続くなかで、エレカシの音楽は世の中に必要だと思う。
【Apple Music】
さて、風のプレイリスト4曲セレクトしてみたがいかがだろうか?
やはり風には名曲が多い。他にもいろいろあるので自分で作ってみるのも楽しいかも。
風の時代、あなたに追い風が吹きますように。