「期間限定」と「異色のコラボレーション」という言葉に滅法弱い。
今年に入っての胸熱コラボはピエールマルコリーニとミスタードーナツのコラボ。
人気すぎて全く手に入らない・・・涙
高級チョコで有名なピエールマルコリーニが日常をワクワクさせるミスタードーナツとコラボレーション!これは嬉しい。
「ミスド」こと、ミスタードーナツは貧乏だった20代の頃に本当にお世話になった。
オールドファッションとカフェラテで何時間もお店に居た。
ミスドはコーヒーのおかわり自由の店舗が多いからね。
お世話になったなー。店内で流れていた海外のラジオ風のBGMも好きだった。
ところで、このような企業のコラボというのはどうやって話が進んでいくのだろう?
商品開発部のトップ同士の話し合いで決まっていくのだろうか?
音楽業界でもアーティスト同士のコラボレーションというのは珍しくない。
特にヒップホップにはフックアップという文化があるので頻繁に行われている。
「フックアップ」というのは音楽がヒットし、有名になったアーティストが地元で昔から一緒に頑張っていた仲間とコラボしたり、まだ無名ながら才能のある人と一緒に音楽を作る事でより世の中に知ってもらうという文化。
成功を独り占めせず、より多くの人とシェアすることで自分も成功する。
特に最近のヒップホップでは一人で歌っているという方が珍しい。
音楽のコラボで歴史的に欠かせない話といえば
RUN DMCとエアロスミスの「WALK THIS WAY」だろう
https://music.apple.com/jp/album/walk-this-way-feat-aerosmith/254344779?i=254344996
ニューヨーク、クイーンズ出身のヒップホップクルー、Run-D.M.C。
80年代、ヒップホップという音楽がまだ一般的ではなかった頃に登場し、音楽だけでなく、ファッションも多大なインパクトを与えた!
アディダスをスポーツ界から音楽ファッションに持って来たのは彼らだ。
まさしく飛ぶ鳥を落とす勢い、音楽だけでなくカルチャーを牽引するRun-D.M.Cに彼らのプロデューサーであるリック・ルービンが「エアロスミスの曲でラップをやるのはどうだ?」と持ちかけた。
しかし、Run-D.M.Cのメンバーは「えええ~70年代のロックのヒット曲かよ~
そもそもエアロスミスはもう落ち目じゃん。嫌だよ」と乗り気じゃなかったそう。
それをプロデューサーが説得し、コラボレーションが実現。
この一曲は音楽のジャンルや人種の壁をぶっ壊した歴史的な瞬間となった。
ミュージックビデオではリアルに壁を壊している笑
このコラボレーションをきっかけにその後の90年代にロックとヒップホップをミックスした音楽が爆発的にヒットする。
ジャンルや立ち位置が全く違うモノがうまく合体したときのパワーはすごいものが産まれる。
コロナウィルスの影響により様々な価値観が変わっていく中、新しいものが生まれる予感がする、、、そんな中2021年早々に誕生したコラボ!
グッチxドラえもん!!
おおっ・・・こ、これは・・・どうなんだろう?
このドラえもんの四次元ポケットからどんな道具が出てくるのかな?
世界のトップクリエイター達が考えることに常人はまだまだ追いつけないこともある。