前回のコラムで、包丁を研ぐのにハマってることを書きましたが、
梅田の某商業施設のイベント担当(若い!)と話をしていて驚きました。
やる気に満ちた担当者いわく、
「某商業施設でコラボイベントをしたいんです」
ふむふむなるほど、とてもありがたい。
雑誌の宣伝にもなりますし、新しい出会いもありそう。
「会社帰りに、新しい趣味とか学びのある場となれば」
ふむふむなるほど、学びのある人生はいいですものね。
「コロナ禍になって、自分時間が増えたのはいいけれど、その時間をどうしたらいいかわからない人が大勢いるんです」
ん? それはいったい…? なんかやりたいこと、時間がなくてやれなかったことをやればいいんじゃ…? 趣味とか。
「でも、趣味がない。趣味がみつけられない人が大勢いる、のがわかったんです!」
えっ!? どういうこと!?
趣味がないのはまだしも、趣味がみつけられないってどういうことですか!? そもそも、趣味って探すものなんですか?
趣味って、なんか気づいたらハマってたみたいなもんじゃないですか?
と、動揺を隠せないまま矢継ぎ早に質問するタケムラ。
最近だと、包丁を研ぐことにハマってるんですよ。趣味とはいえないかもしれないですけど、趣味ってそういう感じで始まるモノじゃないですか? と、問い詰めるタケムラ。
「タケムラさんみたいに、あれこれ遊んで見つけられる人は、意外と少ないんですよ」
遊び人みたいに言わないでください…。
「なので、面白いことをどうやって見つけるのか、を学べる場になれば」
担当者は、そういって「なにやりますかね?」と、乗り気。
乗り気なのはいいんですが、そうなんですね…?
趣味人が集まっていそうな、ここのサイトの人たちには無縁なことかもしれないですが、2021年イチの衝撃でした。
いまの若い人が、というわけでもないようなので、世代間の差でもなさそうです。
韓流ドラマを見る、いや、なんならバラエティ番組を見るのも趣味になりそうなんですが。。。
趣味=マニア、と思っているから趣味がない、ということなのか? と思ってみたり。
今度、担当者に確認してまたご報告いたします。
写真は、最近食べたカレーたち。