最近「卵かけご飯」にハマっている。
いわゆる「TKG」と世間で呼ばれているものだ。
ハマるきっかけとなったは和歌山県の「紀州夢社中」という会社が販売している「紀の夢たまご」という鶏の飼育からこだわり抜いた卵を手に入れてから。
https://kisyuyume.com/Products
岡崎おうはんという鶏の卵で、割ると濃厚でオレンジ色の黄身がぷっくりとしていて、卵好きにはたまらないルックス。
熱々のご飯に卵ポケットを作り、静かにランディングさせる。
今までは卵かけご飯といえば醤油を使っていたが、この卵は「塩」が美味い。
「卵かけご飯」は白米に卵という究極のシンプルだけに素材の良さが問われる。
そして、食べる人のアレンジが結構自由に出来るというのも好きなポイントだ。
この感覚は音楽に通じるところがある。
ギターとベースとドラムがあって、そこにヴォーカルが乗ることで生まれるハーモニー。
一つ一つの音やリズム、声が合っていないと人を魅了する音楽は作れない。
様々な要素の音楽をミックスし、新しい音を作っていくバンド、Kroi。
2018年に結成された5人組。メンバーそれぞれのバックグラウンドはバラバラでありながら統一感がある。2021年後半、要注目のバンド。
バンドのプロフィール写真を見ても一人一人の個性が際立っている。
ここ最近の音楽の傾向は打ち込みのサウンドが多い。
ソーシャルメディアから人気に火がつきヒットしていく図式がメインストリームの現代ではパソコンをメインに作られる音楽が多いのは納得する。
むしろ、コロナ禍においてバンドで音楽を作っていくというのは結構難しい状況もあるだろう。
そんな中、登場して来たこのバンド、Kroiは生々しい、ライブ感あふれるサウンドが特徴。
ファンクだったり、ジャズであったり、ヒップホップだったり。
とにかくグルーヴィーな音楽にリスナーは体を動かさずにいられない。
電車の中で聞くのはかなり危険なバンドである。気がつくとリズムに乗せて首を前後に動かしてしまう。
側から見たら奇妙な鳩の動きをした男に思われる。
2021年6月にリリースされた1st Album “LENS“
https://music.apple.com/jp/album/lens/1567376743
爽やかな無機質サウンドとは真逆のねっとり纏わりつくようなサウンドをクールに奏でる。
これは2021年以降、活躍が楽しみなバンドである。
バンド名のKroiには全ての色を混ぜると「黒になる」という意味もあるのだが、混ぜるという行為において卵かけご飯も同じである。
最後に、最近教えてもらった最強卵かけご飯をご飯に卵ポケットを作り、そこに新鮮な卵を落とす。
味の素を適量。3~4振り。
細かくちぎった韓国海苔をパラパラと。お好みで醤油を少量。
混ぜて食べる。
この味の素と韓国海苔のコンビネーションが抜群。
韓国海苔のごま油の風味がさらに美味しくさせる。ぜひ!