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ラジオについて語る

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ここ数年、様々なメディアが出始めたことが起因して我々の生活はよりエンターテインメントとの距離が身近になった。
アプリやサブスクが充実し多数のモノをダウンロードしたり、登録していたりする方も多いことだろう。

頭角を表したのが映像配信サービスのNETFLIXやPRIME VIDEO、音楽配信サービスのSPOTIFYやAPPLE MUSICなど。
ここでは全部紹介しきれないので割愛させていただくが世の中はまさに群雄割拠の時代を迎えている。

その中でも僕が最も注目したいのがラジオだ。
ラジオは、マスコミ四媒体の一つであとは新聞、雑誌、テレビだ。
他の媒体と比べてメジャーというよりマイナーというイメージを持っている人が多いかもしれない。
一般的にラジオというと音だけのオールドメディアだと思いがちだが実は今最も旬なトレンドが集まるメディアだといっても過言ではないと思っている。

それを表すのが国内ネットラジオ最大手の「radiko」の利用者数が2020年3月を機に急激に増したことだ。
一番の要因となったのは新型コロナウィルスの影響による外出自粛や学校休校に加えテレワークが大いに広がったことだ。

「radiko」は昔からのラジオファン離れを防いだでけでなく好きな芸能人やアーティストの生の声、やり取りを聞きたいという若者も呼び込みラジオの新しい聴き方が広まった。
据え置きのラジオのアンテナを立てスピーカーから聞こえる音に耳を澄ませるといった背景ではもうなくラジオはスマホで聴くメデイアに変化している。

コロナの影響でラジオを聴く時間が増えたという方もたくさんいるのではないでしょうか。僕自身もそうだ。
リスナーの習慣が変動したことで聴く時間が増えたことによりさらにラジオを聴く生活が根付くと思います。

僕は考える。
なぜラジオは我々の心に響くのか。
日頃、僕たちの周囲は様々な刺激や情報に溢れています。
スマホから流れる映像、テレビの情報番組、電車の広告。
これらは全て情報を「視る」という行為に根差しています。
目から入ってくる大量な情報を日々処理しているうちに僕たちはいつの間にか知らず知らずのうちにそれに気づかずに疲弊して生活を送っているのではないだろうか。

そんなときに流れてくるラジオの声。
時に軽快に、時にしっとりと同じ情報を得るにも全く異なる体験ができます。
何かを作業をしながら聴く。運動をしながら聴く。
「ながら」というラジオ特有の強み。
現代人の生活様式に浸透していったと考えるのは想像に難くない。

そして何よりもこれが一番だと思う。
ラジオ特有の「距離感」だ。
ラジオはテレビに比べて伝える側のパーソナリティーと受け取る側のリスナーの距離が近いメディア。
リスナーからのリアルタイムの反応を積極的に取り込んでどんどん内容を変化させていく柔軟性と面白みがあります。
パーソナリティーがリスナーに語りかけるような距離感の近さが相まってラジオはキャッチボールしているような独特な感覚を与えてくれます。

ラジオは多数の種類の番組が存在するが、取り分け僕が聴いているのは芸人さんのラジオだ。
特に深夜ラジオ。
代表されるのはニッポン放送のオールナイトニッポン、TBSラジオなどがあげられる。
その中でも今聴いているのはアルコ&ピースD.C.ガレージ、三四郎のオールナイトニッポン0、有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMERなどなど。
これも例を挙げたらキリがない。

僕が芸人さんのラジオを聴き始めたのは高校生の頃だった。
アルコ&ピースさんのオールナイトニッポン単発時代から聴いている。
二人は2013年から3年間務め、毎回のように聴取率民放単独首位を何度も獲得していました。
二人の番組は毎週、テーマを設けてリスナーへメールを募るのですが必ずと言っていいほどオチにラジオコントや演出を仕掛けました。
このオチがリスナーの僕たちをびっくりさせるようなものばかりで、、笑

リスナー参加型ラジオの進化系として注目を浴びた番組はどんどんリスナーを取り込んでいきました。
ネタと同様に二人にしかできないことをラジオにも導入したおかげで番組は大人気でした。

しかし2016年4月、残念ながら番組は終了してしまうのだが、番組終わりの朝4時半には最終的には300人もの出待ちの人がニッポン放送前に集まり終了を惜しんだ。
当時の僕は19歳でまだ地元愛知県にいたので行きたかったけど行けずすごく悔しかった覚えがあります。

このように深夜ラジオは我々を熱狂させるのだ。
さあ今夜も深夜ラジオを聴こう。。。

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この記事の執筆者

トパス ジョンキンバルー

Topasu

写真家

トパス ジョンキンバルーの記事一覧>>

1997年フィリピン生まれ。
8歳で日本に渡り愛知県で育つ。
21歳からの2年間リリー・フランキー氏に師事。
TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020出演。
24歳から写真家として活動中。

この記事の執筆者

1997年フィリピン生まれ。
8歳で日本に渡り愛知県で育つ。
21歳からの2年間リリー・フランキー氏に師事。
TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020出演。
24歳から写真家として活動中。

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