さて、前回の続きである。
8月3日に大阪城ホールで開催した自分が担当する番組のライブイベント、
ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-
SPECIAL LIVE HIGH! HIGH! HIGH! ⚡️
Supported by ナカバヤシ
前回はスペシャルバンド、ROCK KIDS 802 EXTRA CRAZY BAND(以下ECB)の演奏に乗せてスペシャルなボーカリスト達が登場したというところまで。
一人目はflumpoolから山村隆太
二人目はGLAYからTERU
三人目はウルフルズからトータス 松本
一人目の山村隆太が「星に願いを」と「君に届け」の2曲を披露した後、GLAYのTERUが登場。
(photo by 日吉”JP”純平)
1曲目はHOWEVERを素晴らしい声で会場を感動の渦に巻き込んだ。
そして、問題の2曲目、「誘惑」
ライブの前日に楽屋で「オチケン、一緒に歌おう」と誘われた話は前回に書いた。
ステージ袖でHOWEVERを聴いていた僕はこの後にステージで起こることを想像して逃げ出したくなった。
歌い終わり、MCでTERUさんがこのイベントに参加した趣旨を話し、イベントの主催であるオチケンにはもう少し頑張ってもらおうと思います、「オチケン!」とステージに呼び込まれる。
事の経緯を会場のお客さんに説明した後にあのドラムのイントロが流れ出す
https://music.apple.com/jp/album/%E8%AA%98%E6%83%91/992492915?i=992492931
もう後は無我夢中。気がつけばモニターに足を乗せ、気持ちよさそうに歌っていた。
テンションが上がりすぎて上手いかどうかは関係ない。
(photo by 日吉”JP”純平)
そして、改めてGLAYの曲の素晴らしさとTERUさんのボーカルの凄さを体感。
まさしく「体感」した。
「誘惑」に「誘惑」に完全に乗ってしまった感じだが、大阪城ホールで歌うことなんて、しかもGLAYのTERUさんと一緒に歌うことなんてきっともう2度とない。
その後、ウルフルズのトータス 松本さんが登場し、これまた素晴らしいステージを披露してくれた。
(photo by 日吉”JP”純平)
トータスさんの歌声は魂の叫び。歌は人柄やその人の歩んで来た人生が表れる。
トータスさんのMC、涙が出そうになった。音楽の素晴らしさを改めて感じたステージ。
そして、イベント後半はクリープハイプとSUPER BEAVER
クリープハイプは夏祭りを思い起こすようなイントロ、「キケンナアソビ」からスタート。そして、ラジオをテーマにした「月の逆襲」を披露してくれた。
クリープハイプ は様々なイベントでステージを見ているが、毎回そのイベントを自分たちの空気に持っていってしまうところが凄い。
そして、大トリ! SUPER BEAVERも全曲全力投球!!
(photo by 日吉”JP”純平)
まだ状況的に厳しい日々は続くだろう。
しかし、だからといって全てがなくなってしまうのは違う。
音楽は生命を維持するのに必要か?といわれたら生物的にはそうではないだろう。
しかし、生きていくのに心を豊かに、励ましてくれるもの。
音楽は必要である。
僕の人生の中でずっと残る思い出も音楽が作ってくれた。
1日も早くマスクなしで、皆んなで歌える日が来ることを願って止まない。