最近、ラインやメールの返信を全て漢字でなんちゃって中国語にするのが自分の中でブーム。
しかし、この間、「朝起床白湯飲」と書いたら「朝からパイタンスープはヤバくない?」と返信が来たので止めることにした。白湯と鶏白湯、確かにややこしい。
さて、2024年に入ってから早くも1ヶ月が経とうとしている。
毎年のことなのだが、時の流れる速さに驚く。
今年は時間の体感スピードを少しでも緩めたいと思っているのだが、なかなか難しい。
世の中の話題の移り変わりも早く、自分が知った頃にはすでにブームが去っている、、、そんなことも多い。
理想としては、すごい速さで流れる川の中に「どん!」と揺らぐことなく座っている岩のようになりたい。
しかし、世の中の流れに乗り遅れるのも怖く、岩どころか浮いた葉のようにクルクルと翻弄されている。
今年もきっと、あっちに行ったり、こっちに行ったりしながら「これだ!」というものに出会えたら良いなと思っている。
さて、流れるといえば美空ひばりさんが歌った「川の流れのように」を思い出す。
1989年にリリースされた作品で、今年で発売からちょうど35年。
時が重なるごとに、この曲の持つ意味が自分の中で変化していくことに気づく。
「知らず、知らず歩いて来た、細く長いこの道。」
今、自分が人生のどの辺りを歩いているのかは分からないが、人生80年とするならば後半戦がキックオフ。サッカーも人生も後半戦にこそドラマが生まれる!
その為にもきちんと体はもちろん、心も活発にしていかなければ。
そして、今年はどんな音楽との出会いがあるだろうか?
Apple Musicのプレイリスト、New Year Startersを今年も担当した。
https://music.apple.com/jp/playlist/%E8%90%BD%E5%90%88%E5%81%A5%E5%A4%AA%E9%83%8E-new-year-starters-2024/pl.b78151a4ddc548739ef2c7765b0562bd
今回のテーマはライブハウスシーンから放たれる新しい音楽の光をキャッチし、令和J-Popをより多面的に楽しめる音楽をセレクトしたつもりだ。
昨年はYOASOBIのアイドルや藤井風、Ado、Mrs. GREEN APPLEなどがワールドワイドなヒットを放った。今年はさらに日本の音楽が世界に飛び出して行きそうだ。
例えば北海道出身のバンド、Chevon(シェボン)
独自の音楽性を強く打ち出し、ジャンルレスなサウンドが魅力。
ボーカル、谷絹茉優の存在感と繊細かつ大胆すぎるほどのシャウトは多くのライブキッズを早くも虜にしている。
同じく北海道出身のバンドで面白いのは名無し之太郎。
「名無し」と日本の代表的な名前である「太郎」が合わさったバンド名。
社会から個性を求めながらも人と違うことに恐れてしまう現代人の心情に寄り添うことを表している。
バンド名というのは不思議なもので、最初違和感があった名前がいつの間にか世間に浸透し、当たり前になったりする。
Official髭男dismや、マカロニえんぴつ、緑黄色社会は3大違和感バンド、と勝手に呼んでいる。
人々が違和感を覚えなくなった時、売れたということなのだろう。
変わったバンド名で言うと「CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN」だろう。
「チョコパコチョコキンキン」と読む。
日本のバンドだ。バンド名はキューバ民謡のリズムパターンから来ているそうで、彼らの音楽は世界各地の民族楽器に電子音楽を融合させるというスタイル。
ベースを担当しているYutaの祖父はあの細野晴臣。
音楽との遊び方が楽しく、オシャレなのも細野晴臣さんの影響だろう。
今回紹介したバンドのサウンドをぜひチェックして、フェスの出演者としてタイムテーブルにドーン!と掲載されるのを楽しみにしよう。