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駆け抜けた2,076.54km!!!

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世界一過酷なラリー競技といわれる、アジアクロスカントリーラリー(通称:AXCR)がタイで開催され、
FLEX Show Aikawa Racing with TOYO TIRESは5年振りに参戦しました。
8月12日から17日までの6日間、全行程は2,076.54kmで、タイ国内を縦断するものでした。
ドライバーは川畑真人選手、コ・ドライバーはPond選手。
長年の友人でもある二人の息の合ったコンビで駆け抜けました。

参戦車輛にはアーマーテックを施工させていただきました。

悪路が続くラリーでは自ら巻き上げた石でフロントガラスを傷つけることもあるそうです。アーマーテックはあらゆる衝撃からフロントガラスを守り、選手の熱い走りを応援いたします。
車輛はランドクルーザープラドをFLEXの選抜メカニックと中央自動車大学校の学生によってラリースペックに改修され、TOYO TIREのオフロード向けタイヤOPEN COUNTRY MTが装着されました。


現地到着当初から車輛には不具合があり、連日連夜、遅くまで調整が続きました。
不具合の原因が特定されなくても、ラリーは始まります。

1日目~3日目までは不具合をカバーするような走りが求められました。思い切り走ることができない状況の上、ミスコースも重なり、総合順位を落としてしまいますが、川畑選手のテクニックにより、車輛のダメージは最小限に抑えられました。

4日目、ようやく足廻りが完全に修復され、従来の走りを取り戻したプラドは圧倒的な追い上げを始めました。コ・ドライバーを初めて担当するPOND選手。コマ図と実際の地形の把握も大変です。たくさんのミスコースを重ねてロスタイムも出てしまいましたが、冷静な判断でロスタイムを最小限に抑え、クラス2位まで浮上してきました。クラス1位とは35分の差がありますが、残り2戦へ望みを繋げます。

4日目のコースは最も距離が長く、過酷なヒルクライムが待ち受けていましたため、戻ってきた車輛はどれもかなりの損傷でした。チームの車輛も切り株に乗り上げたアクシデントなど、損傷個所が見受けられ、またもメカニックの皆さんの総力結集の場面となりました。

そんな中ですが、チーム車輛のフロントガラスだけは
くっきりと輝いていました。
おそらくワイパーも必要ないくらい、アーマーテックが汚れと
水を弾いたものと思われます。
少しはお役に立てたでしょうか・・・

5日目のコースは228キロに及ぶフラットダートが続くコース。我々や取材陣が入れない場所ではかなりのハードコースが続いていたようです。そんな中でも果敢に攻めた車輛はクラス2位のまま、トップと19分差に詰めました。戻ってきた車輛のリアウインドウ・・・全て割れ落ち(フィルム貼っていませんでした・・・)
車内は砂埃でいっぱいでした。
当然、ドライバー達は鼻からも口からも砂埃を吸い込みます。埃と熱気で想像を絶する過酷な状況が続いていた車内。この健闘を称える言葉が見つかりませんでした。


写真左側:リアウインドウ全破損

写真右側:ガムテープで補修されたリアウインドウ

さて、最終日の6日目。総走行距離は87キロ。この中で19分差を詰めていかねばなりません。
スタートからフィニッシュまではノンストップ。途中で車輛の撮影をしていたスタッフから、1位の車輛と13分差でトップを走っている、との情報を受け、ゴールピットは沸き上がりました。とはいえ、確定情報ではないので、ひたすらチーム車輛のゴールを待ちます。こんな時ほど1分が長く感じることはありません。
ようやくフィニッシュを迎えた両選手。ミスコースも重ねたことから、勝利は確信できない様子でした。
ただ、前日1位の車輛が戻って来ず・・・ようやく20分近く経ってから戻ってきました。
速報値で1分30秒差。勝利を確信しました!!!

午後7時前。正式リザルトが張り出されました。
やったーーーーーー!!!!!日本のみなさんにもお知らせを!!!と思いきや、「リザルトと表彰式で順位が変わることがあるから、表彰までは決定ではない」と知らされました。
焦る気持ちを抑えつつ迎えた表彰式。
華やかな踊りが披露され、6日間の疲れを癒す時間でしたが、早く、早く表彰を!!!と心の中で念じていたのは私だけではないと思います。
やっと、やっと名前が呼ばれました!!晴れやかな、華やかな時間でした。
チーム一丸となったAXCR。
様々な困難がありましたが、最後には輝かしい戦績をのこすことができました。
ドライバーはもちろん、メカニック、関係者の方々の惜しみない努力と諦めない魂がもたらした最高の結果です。応援してくださったみなさま、ありがとうございました。

次回は9/6-8 XCRスプリントカップラリー北海道でチーム再集結です!
応援よろしくお願いいたします。

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この記事の執筆者

堀 このみ

Konomi Hori

S&Companyスタッフ

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異業種を経てエスカン社員となり、レースクイーンのコントローラーや、イベントスタッフをしている。
また、Team TOYO TIRES DRIFTのチームスタッフとして国内、中国、ロシアのレースに同行。
愛車はMINI Cooper S

この記事の執筆者

堀 このみKonomi Hori

S&Companyスタッフ

異業種を経てエスカン社員となり、レースクイーンのコントローラーや、イベントスタッフをしている。
また、Team TOYO TIRES DRIFTのチームスタッフとして国内、中国、ロシアのレースに同行。
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