
Rally・・・と聞くとどんな映像が浮かぶでしょうか?
砂漠の中を駆け抜ける!とかワインディングロードを突っ走る!!とか・・・私はそんなイメージでした。
ところがね、冬開催のRallyもあったんです!雪中Rally(あ・・・ご存じでしたか💦)
弊社でもサポートをさせていただいている、Team TOYO TIRES DRIFT
の藤野秀之選手が「XCRスプリントカップ北海道2025」にシリーズでフル
参戦することになりました。コ・ドライバーは今年からD1GPに参戦する藤野
選手の弟子でもある玉城詩菜選手です。
師弟コンビで駆け抜けるXCRスプリントカップ北海道。
その様子をお届けいたします。
第1戦は2月2日開催の【XCRスプリントカップ 北海道ブリザードラリー】
もう・・・“ブリザード”って聞くだけで寒そうです💦何を着たらいいんだろ???とりあえず、靴にも腰にもポケットにも・・とカイロをフルセット用意しました。まずは身の安全確保☝
さてさて・・・ラリー参戦2回目の藤野選手。初戦は夏の北海道だったので雪道デビュー🔰です。
千歳空港のすぐ近くにある新千歳モーターランドを起点に林道コースを含む6回のSSに挑みました。
参戦車輛はジムニーシエラ。
足元はTOYO TIREのSUV専用タイヤ
Observe W/T-Rでバッチリです!
ラリーの朝は早く、ホテルを4時半に出発。だ~れも通っていない道をひたすら会場へ・・・
暗くて寒い。むしろ痛い。会場の気温は-10℃!
ないよ~ないよ~~~~💦こんな気温
TOYO TIREののぼりもバシっと凍って風にもなびかないよ~~~
それでも、現地の方は「まあだ、あったかいべ」と。「いつもなら-20℃になるべ」とカイロも使わず、モコモコにもならず、かなりの薄着でピット設営を手伝ってくださいました。
藤野選手がラリー2回目なら、コ・ドライバーの玉城選手も同じく2回目のコドラです。運転とは違う技量が求められます。マップを読み解き、コーナーの角度や状態を正確にドライバーに伝え、ドライバーのパフォーマンスを最高な状態へ導く役目があります。
綿密な打合せ中
よ~~~く見ると・・・。
よくわかりませんが、きっと大事な暗号ですね👓
揺れる車内でこちらのノートを見ながら、道を見ながらドライバーへ伝えていきます。
酔う・・・きっと酔う。想像するだけで酔う・・・。
コ・ドライバーの綿密な下調べも功を奏し、初戦では見事2位!!!!
「参加することに意義がある」くらいの気持ちで臨みましょう、と話していましたがまさかの表彰台☆彡
ちょっと!ちょっとぉ!!!気合い入ってきましたよ~~


第2戦は2週間後の2月16日。
直前まで大寒波に見舞われていた北の国は、
雪もたっぷり、つららも輝く『ザ・北海道』の世界が広がっていました。


今回も現地で応援いただいている方々に
ブース設営や備品のご提供をいただきました。
温かい食事も作ってくださったので、
藤野ピットはいつも湯気がもくもく、
強烈ヒーターで温かく過ごすことができました。
第1戦と同じく新千歳モーターランドを起点とする6回のSSが設定されました。もちろんコース設定は別のものになり、雪の状態、路面状態も変わっているので、楽観はできません。
SS4までが終わった時点で藤野選手はクラス3位。
トップとは、6.7秒差でした。0.1秒を競う世界で6.7秒差はなかなか厳しい状況です。
残りは林道コースの2本。
ところが、ところが・・・
1本目はクラスで唯一1分台を叩き出し、2本目もクラストップのタイムで走破した藤野選手!
終わって見れば大逆転優勝!!!!!!!
1戦目2位、2戦目優勝。現在シリーズランキング1位🎖
さすが藤野選手!「凄いですね!」というコトバ以外出てきませんでした。
「あのさ、すげえ怖かったんだよね。雪の壁にぶつかりそうになって・・・。でも詩菜(玉城選手)がものすごく冷静な声で”踏んでください”って言ったんだよね。」
ドライバーとコ・ドライバー。絶妙なコンビネーションが生み出すミラクルショット♦
次戦は7月4日~6日開催のラリーカムイでニセコ地方を駆け抜けます。
応援よろしくお願いします!
大会詳細は下記HPをご覧ください♪
http://www.xcr-h.com/?page_id=1316